【報告】1/20(土)神奈川散歩カフェ 總持寺で初詣

暦の上では「大寒」らしい寒さとなった1月20日(土)、2024年初回の散歩カフェの開催となりました。今回の目的地、総持寺の最寄り駅である鶴見駅西口に総勢18名が集合、どんよりとした曇天に雨を心配しつつ、総持寺に向けて出発しました。

曹洞宗の大本山である総持寺、入り口までは駅から歩いて5分ほどですが、境内がとにかく広い。まずは境内図を写真に収めて全体像を確認した後は、さっそく集合写真。

 いつもながら念入りに下見をしてくださったスタッフのご案内のもと階段を上っていくと、そこで待ってくれていたのは「平成救世観音」。東北方面を向いて設置されており、東日本大震災で被災された方々に想いを寄せ続けているそうです。

さらに足を進めると巨大な鐘が。叩いてみたり、中で叫んでみたり、どれぐらい響くのか無邪気にみんなで実験。結果、やはりきちんと突かないとあまり響かないようでした…残念。さらにさらに足を進めて、新旧入り混じった建物の内外を散策。途中「おさすり大黒」さまをすりすりして願い事も。

この総持寺、石川県・能登半島から鶴見に移転されたそうなのですが、石川県に残っている元のお寺・総持寺祖院は、今回の能登半島地震で甚大な被害を受けてしまわれたようです。

そろそろ散歩も終盤というところで、百間廊下をまたぎました。長さ164メートル、外苑と内苑を分けるこの廊下は僧侶が毎朝磨けているためピカピカ。小学校での雑巾がけを思い出します。

再びの集合写真のあとは、墓地へと足を運び、アントニオ猪木さんや石原裕次郎さんのお墓にお参りして、在りし日を忍びました。

駅に戻る途中、森の手入れをしていた庭師の方に声をかけると、伐採中のくすの木をおすそ分けしてくださるとのこと。いい匂いのする木片を手に、歩を進めました。

駅で解散した後は、恒例の有志でのランチ会。地元在住あゆむ会スタッフおすすめの中華でお腹も身体もしっかり暖まってから三々五々帰途につきました。今回も楽しい1日をありがとうございました!

報告:MS、写真:TTRKMS